第158回雑談 枡野浩一全短歌集発売など

 すっかり更新が遅れてしまっており大変申し訳ございません。『枡野浩一全短歌集 毎日のように手紙はくるけれどあなた以外の人からである』が発売となり、その関連イベントなどについてたっぷり話しております。大好評で早速増刷が決まったそうです。



 次回の課題本は中村うさぎ著『私という病』です。

9月28日スカイプにて収録

この記事へのコメント

  • ゆう

    (いつも読んで下さり恐縮です)
    吉泉さんが失笑した「筋肉少女帯」の一節!
    私が最近特に考えていることを、端的に言い表していて
    枡野さんの「人はそういう風にできているのかも」に膝を打ち
    おめでたい人以外はやっぱりそうか…
    お二人もそうなんだ~と感じました。

    そこで、みうらじゅんさんが還暦の授業で述べた「走馬燈は自分で作ろう」という講義を肯定することになります。
    (走馬燈動画もあります)
    生まれて授乳する場面から、幼少からヒーロー然として歩み、志望校に受かり胴上げされ…等、ねつ造されたホレボレするような走馬燈が完成しています。死ぬ直前に、本当の生涯ではなく、そっちのホレボレ生涯を思い出して悦に入るわけです。

    私は完全に、ねつ造するのはと思うので、今のところ
    数少ない「楽しかったこと」の中から(例えばそれを浮かべたときに、連鎖して、嫌な想い出や人物などが思い出されればNGとして)全く他の嫌なものとつながっていない純度100%に近いものを反芻して、走馬燈に加えて行こうとする試みを始めています。まあ難しいですけれど(;^ω^)やってみる価値はあるかと思います。
    それでも走馬燈として薄い場合は、みうらさんのように、すっかり借り物のような走馬燈もアリなのかなと。要は年老いて死ぬときに、トラウマを思い出すことなく、笑顔で満足げに死にたいということです( ´艸`) でもそういうことを考えている人が少なからずいることだけでも、ちょっと安心します。
    まあ、いずれVRを見せられながら楽しく一生を終えられる時代も来るのかもしれませんね(*´▽`*)
    2022年10月02日 23:43